受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 渋谷教育学園幕張中学校

「チームK」として挑んだ受験

 受験はオリンピックのようなものだ。3年間一生懸命やってきたことを2週間程度の試験期間の間に全力で出し切った後は結果だけが残る。

 中学受験の3年間はあっという間だった。振り返ると、初めは授業でやる勉強量とその後の復習に課される量に驚いてしまった。やっていると途方にくれそうになったが、父や母が「この順番でやってみよう」「難しいところは一緒に考えてみよう」と、家ではサピックス生のように取り組んでくれ、次の週までに何とか終わらせることができた。そして、徐々にその勉強量にも慣れていった。6年生になってからは勉強量が多くなり、授業では授業点でクラスが変化するようになったことで受験に対する緊張感が増した。自分は受験の直前にクラスが大きく落ちてしまったことで、気を緩めてはいけないと改めて思い知らされた。試験の時は、前日にサピックスの先生や家族が電話をくれて励ましてくれたことが試験会場での緊張に打ち勝つための大きな力となったし、直前のクラス落ちで油断禁物であることを実感したことで、本番に受けた試験は全て合格という結果をいただけたと思う。

 この受験生活の中でいつも感じていたことは一人ではないということだ。両親は自分がテストの結果で落ち込んだ時には励まし、自分の苦手分野を客観的に分析し解決できるよう、隣で見守り支えてくれた。その支えにより大変な受験勉強をやり遂げることができた。試験会場では自分一人の戦いではあるが、自分の周りの人々の支えがあることで、試験で良い結果を出すことができるのだと思う。祖父母や親戚からの合格祈願のお守りや試験前日に塾の先生から電話を頂いたことは当日の大きな力になった。オリンピックは国ごとのチームで臨むように、受験に臨む時も自分を支えてくれる家族と共にチームKとして挑んだ。自分の3年間の努力が実を結び、志望校に受かることができたので、3年間努力して良かったと思った。