絶対勝つ!
第一志望校の合格発表の日。私と母はなかなか合格発表サイトにログインできず、焦っていました。すると横で、「私より先に合格発表を見ない」と約束したはずの父が突然ガッツポーズをしているではありませんか。一体何をしているのだろうと思った次の瞬間、合格の二文字が目に飛び込んできました。小さいころから憧れてきたその学校に合格したのだと分かったとき、言葉で表せないほど嬉しかったです。でもその直前までは、本当に受かるのかずっと不安でした。
年長の終わりから通っていたサピックスで、一番楽しかったのは授業です。先生たちがとにかく面白くて、毎回あっという間に時間が過ぎました。私は授業を集中して聞き、その場で覚えることをいちばん大事にしていました。家では「今日サピで何を学んだか」を話すのが不文律でした。
私はピアノも続けていたので、勉強と練習の両立は大変なこともありました。でもどちらも好きだったのでやめたいと思ったことはなく、時間を大切に使うことを意識するようになりました。サピックスの先生方も続けることを応援してくださり、その言葉が励みになっていました。
6年生になり授業点が出るようになってからは、どの授業でも1位を目指していました。これが成績アップの大きな秘訣です。男子たちとの授業点の競争に負けたくなかったし、時々意地悪なことを言われたこともあって、絶対に勝ちたいと思い、さらに頑張るようになりました。一緒に勉強してきたライバルの存在が、私にとって大きな力になっていたと思います。
受験が終わった今は、支えてくれた家族や先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。これから始まる中学生活が楽しみな気持ちと、大人に近づいていく少しの不安があります。でもサピックスで学んだ6年間があれば大丈夫だと思っています。本当にありがとうございました。