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学校説明会レポート

学校説明会レポート

京華中学校

2026年9月4日(金)

「面倒見の良さ」と多彩な学習指導で、挑戦心と思いやりを持つ「若き紳士」を育てる

文京区白山にある京華中学・高等学校は、1897年創立の男子校です。孟子のことば「天下の英才を得て之を教育す」を建学の精神に掲げ、生徒一人ひとりの個性を伸ばす教育を展開しています。2024年4月には、同じ法人が運営する京華女子中学・高等学校と京華商業高等学校(共学)の2校を同じ白山キャンパスに集約する「三校ワンキャンパス構想」が実現し、3校間の交流を通じて、多様な価値観が醸成されています。

この日、あいさつに立った同校出身の校長、中村圭吾先生は、来年度の創立130周年に向けた記念事業として、校舎の大規模なリニューアルが進んでいることを紹介しました。生徒が主に使用する4号館では、教室や廊下、階段、エントランスなどを改修し、中学生が使用する4・5階部分は来年の夏休みに整備を完了する予定とのこと。今年9月には、2・3階部分の改修を終えました。透明なガラスを多用した明るく開放的な廊下に可動式のホワイトボードを設置したほか、食堂も一新。ミーティングやプレゼンテーションに使える「クロスルーム」も設けました。休み時間の交流や授業後の質問対応にも活用し、遮音性に優れたカーペットを敷くなどして、生徒が過ごしやすい環境を整えています。

続いて中村先生は、同校が学力向上だけでなく、中高時代に培うべき人間性や、将来、社会で活躍できる人材の育成を教育の柱としてきたことを説明しました。その一環として、生徒が職員室へ気軽に相談に行ける「教員との距離の近さ」、補習・講習による「学習サポート」や「保護者との連携」を挙げました。

保護者会は定期試験に合わせて年5回実施し、明治時代から続く「通知表を保護者へ直接手渡す」伝統は現在でも受け継がれています。中村先生は「こうした取り組みを通じ、生徒と教員、保護者の間で信頼関係が築かれています。卒業後も『京華ファミリー』として、いつでも帰ってこられる場所であり続けています」と語りました。

次に、副主任の中村駿先生が学校生活や教育内容について説明しました。めざす生徒像として中村先生が紹介したのが、「ネバーダイヤングジェントルマン」という校訓です。「失敗を恐れずに挑戦し続け、他者にも思いやれる青年」の育成をめざし、「卒業式の日に生徒全員が『若き紳士』として巣立っていくことを期待しています。学力だけでなく、社会で周囲と良好な関係を築くための姿勢を6年間で身につけさせることが、教育の柱です」と話しました。

中1は「中高一貫クラス」と「特別選抜クラス」の2クラスでスタートしますが、中2からは「国際先進クラス」が加わった中学3クラス制できめ細かい指導を行います。中高一貫クラスでは反復学習を重視した授業を展開し、指名制の放課後補習などで学習内容の定着を図ります。一方、「特別選抜クラス」では大学受験を見据えた発展的な学びに取り組みます。各クラスに合わせて、放課後の学習サポート、卒業生によるチューター制度、成績に応じた補習、選択制の講習などを用意しています。そして、「国際先進クラス」では、ネイティブ教員が副担任を務め、英語の授業をオールイングリッシュで実施。中学卒業までに英検®準2級以上の取得を目標としています。中3の春休みには、クラス全員参加の「セブ島語学研修」も行われます。

中村先生は「本校で言う『面倒見の良さ』とは、手取り足取り教えることではありません。生徒全員が自立して行動できるようになることを目標に、過度に口出しはせず、必要な場面ではしっかり見守り、応援し、支える関係性を大切にしています」と、教員と生徒の距離感について説明しました。

最後に、2027年度入試に関する説明がありました。入試では、同時に複数回出願すると、1回分の検定料で複数回受験できます。また、第2回中高一貫入試では英検®資格点を利用できます。特待制度やコース間のスライド合格などには条件があるため、詳細は説明会や個別相談で確認してください。

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