学校説明会レポート
六甲学院中学校
2026年9月3日(木)
教えて教わり、生徒が生徒を育てる
リーダーシップ教育を実践
カトリック修道会のイエズス会によって、1937(昭和12)年に設立された六甲学院中学校・高等学校。歴史あるミッションスクールとして、イエズス会の教育目標「For Others,With Others(他者のために、他者とともに)」の下で他者に仕えるリーダーを育てています。
さまざまなリーダーシップ教育のなかで最も大きな特徴は、生徒が生徒を育てる仕組みです。中1のクラスには人物・学力ともに優れた高2の「指導員」が1人ずつ配置され、入学式から1学期終了まで授業以外の時間を共に過ごします。新入生は、優しいお兄さんのような指導員に学校生活の基本を教わりながら、六甲学院生としての自覚を身につけていきます。
清掃活動にも力を入れており、一日の授業が終わると当番の生徒が教室や廊下、トイレをていねいに掃除します。その際も中3から高3までの訓育委員が指導に当たり、上級生が下級生のお手本になりながら互いに成長していきます。「六甲は生徒同士の学び合いを実践している学校です。教わる力と教える力の両方を育んでいます」と入試広報室長の四宮豊先生は説明します。
仕えるリーダーをめざす社会奉仕活動も盛んで、中3から高2までの全員が奉仕活動を行うほか、各クラスから選出された社会奉仕委員が募金活動や福祉施設でのボランティアに参加しています。
恵まれた環境と質の高い授業
キャリア教育や学校行事も充実
蔵書数約7万冊の図書館を併設した学習センターや、広々とした人工芝のグラウンド、いつでも質問ができる開放的な職員室など、教育環境も充実しています。学習面では、思春期の男子を知り尽くした教員が、中高一貫校の強みを生かした先取り授業を展開します。中学では課題や小テストを通して基礎学力を身につけ、高校では夏期講習や習熟度別授業など大学受験対策をきめ細かに行っています。
生徒の希望進路決定につなげるキャリア教育としては、たとえば中2では、さまざまな職場を訪問するフィールドワークを、高1ではOB職場訪問を実施。高1・2対象の「進路の日」には、多様な分野で活躍する卒業生を招いて講話を聞く機会を設けています。大学合格実績も好調で、2026年春は国公立大学に109名、医学部医学科に44名が合格を果たしました。同じイエズス会学校である上智大学に最大10名の推薦枠があるのも魅力の一つです。
生徒主体の学校行事も活発に行われています。体育祭では全校生徒約1000人による「総行進」が伝統で、グラウンドで一糸乱れぬパフォーマンスを繰り広げます。3000メートル級の山に登る立山キャンプなど、宿泊を伴う研修もさまざまな形で実施されています。
最後に四宮先生は「しっかりしたしつけと質の高い授業、生徒同士の学び合いを通して、自分で物事を解決し仲間とともに働ける人を育てている学校です。9月の文化祭もとても楽しいです。ぜひ遊びに来てください」とメッセージを送りました。