学校説明会レポート
須磨学園中学校・夙川中学校
2026年9月3日(木)
「なりたい自分になる」ために
主体的・実践的に学ぶ6年間
緑に囲まれた校舎群や50メートルプール、体育館、武道館、グラウンドなど、広大な敷地の全景写真から始まった須磨学園中学校の説明会。この日は2019年度から同じ学校法人須磨学園が運営する夙川中学校との合同で開催されました。
学校法人須磨学園理事長で両中学校校長の西泰子先生は、まず須磨学園高等学校・中学校について説明しました。学びのテーマは「to be myself,...なりたい自分になる。そして…」です。生徒一人ひとりの自己実現をめざし、「なりたいものを自分で見つけるための6年間です」と西先生は強調していました。そのために、知識を習得するだけでなく「主体的な学び」と「実践する学び」を展開。授業では実験や実習を重視するとともに、アウトプットする機会を数多く設けています。「わたしたちは、自分の頭で考え、判断し、行動できる人を育てていきたい。失敗を恐れずチャレンジできる環境を整えています」と語りました。
その象徴といえるのが中高6年間で14回にもおよぶ研修旅行です。中1でのスプリングキャンプに始まり、中2から高1では毎年海外研修を実施しています。中2はアジア、中3はアメリカ、高1はヨーロッパで現地の同世代の生徒と学校交流に取り組みます。ほかにも現地の歴史や文化に触れたり、企業や大学を見学したりします。今年からは中2でのアジア研修旅行にインドが加わり、台湾、ベトナム、インドを巡る研修旅行になりました。
質の高い授業を柱に進路を実現
夙川では新たな取り組みが始まる
「毎日の授業が基本」を掲げ、質の高い授業を展開し、難関国公立大学進学を実現する仕組みを整えているのも須磨学園の強みです。2026年春も難関国立10大学に109名が合格。現役率が84%と高く、学校推薦型選抜や総合型選抜でも多数の合格者を出しています。その背景には、毎回確認テストを行って積み残しをつくらない授業をはじめ、放課後の特別講座、個別指導、PM(プロジェクトマネジメント)とTM(タイムマネジメント)による自己管理など、生徒一人ひとりの学習を支える取り組みがあります。
後半は、須磨学園中学校教頭の岡田大樹先生が登壇され、6年間の具体的な学びについて説明しました。習熟度で分ける2コース制や、土曜日の午前中に行う「探究ICT」「英会話」の授業、多様な部活動や充実したキャリア教育について詳しい紹介がありました。
最後にふたたび西先生が登壇され、夙川中学校・高等学校について説明しました。教育プログラムはすべて須磨学園と共通である一方、「Learning for tomorrow 〜明日への学び~」をテーマに個性を伸ばす教育を重視している点を強調しました。来年度からは飛び級や個別少人数講座などによって才能や得意を伸ばす「Gプログラム」(特異な才能を伸ばすプログラム)をスタートさせることも紹介。西先生は「須磨学園との最大の違いは少人数教育。須磨学園に負けない、熱意あふれる教員が一人ひとりの生徒に対して手厚い指導を行っています」と夙川ならではの魅力を伝え、説明を終えました。