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学校説明会レポート

学校説明会レポート

昭和女子大学附属昭和中学校

2026年9月17日(木)

高大連携や海外研修を生かし、多様な進路につながる学びを実践

1920年に創設された日本女子高等学院を起源とする昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校は、「世の光となろう」という建学の精神の下、「清き気品、篤き至誠、高き識見」の校訓三則を掲げ、みずからの能力を発揮して活躍できる力強い女性の育成をめざしています。中学では3コース制を導入し、各教科にバランス良く取り組む本科コースを4クラス、スーパーサイエンスコースとグローバルコース[TA1.1]を1クラスずつ設置しています。それぞれ、クラスの定員に空きがあり、条件を満たせば、進級時にコース間の移動も可能です。

今年4月、校長に就任した升野伸子先生は、「グローバル」「探究」「サイエンス」の三つを全コース共通の柱としていると説明し、主にグローバル教育について話しました。中2では全員がアメリカ・ボストンにある学園の施設「昭和ボストン」を訪れ、12日間の海外研修を行います。また、2027年度の入学生からは、グローバルコースにケンブリッジの教育課程を導入する予定です。これに伴って、英語科教員の研修を進め、他コースの英語教育の質的向上もめざしていくとのことです。

グローバルコースの中1では、準備したプレゼンテーションを行うだけでなく、ネイティブ教員との即興的な質疑応答を通して、実際のコミュニケーションに必要なスピーキング力を養っています。また、コースを問わず、各学年に6名のネイティブ専任教員を配置し、生徒と教員が日常的に英語でコミュニケーションを取る環境を整えています。

続いて、進路指導部長の藤田円先生が、進路指導について説明しました。同校では、「ワンランク上の自分」をめざし、自分に限界を設けず「自立した学習者」になることや、幅広い進路を実現することを重視しています。昭和女子大学への内部推薦権を保持したまま、一般選抜や総合型選抜などで他大学を受験できるため、生徒は複数の進路を検討できます。また、高校に籍を置いたまま高3の1年間、昭和女子大学の講義を履修して大学の単位を取得できる「五修生制度」も導入しています。これを利用すれば、大学進学後の留学や、卒業後の大学院進学などにも余裕をもって取り組むことができます。2027年度からは、「五修生制度」を昭和医科大学と京都先端科学大学でも利用できるようにする予定です。

大学受験に向けては、総合型選抜対策として、専門知識を持つ教員によるマンツーマン指導や面接講座を実施。東京大学工学部の授業見学、昭和女子大学の講義受講、医学部ガイダンスなどの機会も設けています。昭和女子大学への内部進学者は約2割で、他大学進学者の7割が国公立大学や難関私立大学に合格しています。また、他大学進学者の3割を医歯薬・看護などの理系進学者が占めています。

入試広報部長の杉村真一朗先生からは、学校の環境と2027年度入試について説明がありました。キャンパス内には、こども園(幼稚園)から大学院までの教育機関に加え、英国のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和」や、米国ペンシルベニア州立テンプル大学のジャパンキャンパスがあります。学校では、これらとの交流も行われており、海外大学への進学をめざす生徒も増加傾向にあるとのことです。

2027年度入試では、グローバルコースの出願資格に「英検®3級以上の取得」が設定されます。国語・算数の試験問題は3コース共通で、グローバルコースとスーパーサイエンスコースの希望者には本科コースへのスライド合格制度もあります。入試対策としては、制限時間を意識して解くこと、過去問演習では、本番用の解答用紙を使って、解答欄のスペースも意識すること、ケアレスミスをなくすことなどが挙げられました。

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