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学校説明会レポート

学校説明会レポート

捜真女学校中学部

2026年9月10日(木)

人とのかかわりを大切にしながら「人と共に生きる力」を育む

今年、創立140周年を迎えた捜真女学校は、1886年に米国バプテスト派の宣教師によって創設されたミッションスクールです。「一人ひとりが真理を捜し、自分で自己の道を切り拓き、他者を思いやり、平和な社会を築くことに貢献する」という教育理念の下、「やさしさとたくましさと」を持った女性の育成に努めています。

この日の説明会は、校長の島名恭子先生のあいさつから始まりました。島名先生は「本校は、時代ごとに求められる役割を果たして、変化してきた学校です。これからも、子どもたちのために、どういった学校や学習が良いのかを常に考えて、変化していきます」と話し、その具体例として、2027年度入試から新設する英語資格利用入試と、リベラルアーツの学びを深めるために行う、高校のカリキュラムの一部変更について紹介しました。

同校では、さまざまな体験的な学びを重視しています。その中心となるのが、毎日、チャペルで行われる礼拝です。そこでは、教員や牧師だけでなく、自分たちの仲間が聖書のことばに重ねて語る自身の体験や思いを聞くことで、自分と向き合います。週2回のクラス礼拝では、身近な友人が語り、自分も語ることで、お互いの心の内を知り、信頼関係が築かれます。年1回の自然教室でも、講演を聞いたり、仲間と語り合ったりしながら自分を見つめます。

こうした体験について島名先生は、「さまざまな学び、活動、体験ができる本校では、多種多様な体験を通して同級生や先輩・後輩、あるいは教員との、一生ものの深い信頼関係を築いていくことができます」と説明しました。さらに「これからは、いろいろな人たちと力を合わせて、社会をより良くしていく行動が、子どもたちにも求められると思います。ぜひ6年間の捜真生活で、お嬢さま方に『人と共に生きていく力』を身につけていただきたいと願っています」と語りました。

続いて、入試広報室室長の新井昂太先生が、6年間の学校生活と卒業後の進路について説明しました。同校では、学びの柱として「本物に触れる」というテーマを掲げています。国語では、各学年で年2回以上、作文を書き、文集に掲載します。新井先生は「自分の思いをことばにすること、それを他者に伝わるよう表現することが、本物の国語の力だと考えています。この力を、時間をかけて育てていくのが、わたしたちの役割です」と述べました。

中高大連携の取り組みも行っており、現在は津田塾大学や東京女子大学など13大学と提携しています。そこでは、大学出張講義や、大学の担当者を招いての進路ガイダンスのほか、中3では関東学院大学の理科の実験棟を借りて高度な実験を行います。

受験に向けたサポートでは、複数の教員がチームを組んで1人の受験生を支える「PASS」というシステムを導入しています。そこでは、生徒をよく知る担任や部活動の顧問、希望大学の特徴や出題傾向を熟知した教員、面接指導を行う教員などが、それぞれの立場からアドバイスします。また、指定校推薦枠は700を超え、2026年春は、大学進学者のうち指定校推薦による進学が45%、総合型選抜による進学者が47%を占めています。

2027年度の中学入試については、教頭の森美和子先生が説明しました。新たに導入する英語資格利用は、国語の得点と英検®の取得級による配点を比較し、高いほうを受験生の得点として採用する制度です。すべての試験で適用されますが、出願時に手続きを行っておく必要があります。森先生は「本校への入学を希望している小学生の皆さんに、より多くのチャンスを、という思いからの新制度です。本校の教育理念や方針が大きく変わったということではございません」と説明しました。詳しくは同校のホームページをご確認ください。

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