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学校説明会レポート

学校説明会レポート

横浜女学院中学校

2026年9月17日(木)

2027年度より「サイエンスクラス」を新設し、理数教育を軸に多彩な学びを展開

横浜・山手の高台に建つ横浜女学院中学校高等学校は、1947年に横浜千歳女子商業学校と神奈川女子商業学校との合併によって誕生しました。「愛と誠」を校訓に掲げ、キリスト教精神に基づく人間教育を実践しています。

この日の説明会は、広報委員長の今井智章先生による、2027年度から新設する「サイエンスクラス」についての説明から始まりました。現在は、英語教育やグローバル教育に重点を置く「国際教養クラス」と、各教科をバランスよく学び、基礎学力の定着を図る「アカデミークラス」の2クラスですが、来春、新設する「サイエンスクラス」では、「世界にワクワクする知的冒険者を育てる」をコンセプトに、理科や数学を軸として、科学的に分析し、考える力を育てるそうです。

今井先生は、中1・2の2年間で100以上の実験を行う「#101の実験」をはじめ、これまで取り組んできた理数教育についても紹介。「数学が社会でどのように使われているかを知る『創造数学』、自分でテーマを設定して大学などの外部の研究機関と連携し、研究・論文作成や発表につなげる『理数探究』、理科の内容を英語で学習する『理科CLIL』などを導入します」と述べました。

進路については、合わせて800人分を超える指定校推薦枠があることを紹介しました。さらに、今年は、立教大学と「キリスト教教育連携校」に関する協定を締結。推薦枠が増加することも伝えられました。「今後も連携を深め、推薦枠が拡大していくと想定しています」とのことです。

一方で、みずから希望する進路を開拓し、「行きたい大学」をめざせる学力を培う教育にも力を入れています。その一つが、“英語を”学ぶのではなく、“英語で”他教科の内容を学ぶ「CLIL(内容言語統合型学習)」です。国際教育では、中3の生徒全員が参加する「ニュージーランド海外セミナー」のほか、台湾、アメリカ、ブータンなどへの希望制の海外研修も実施しています。また、教科横断型の授業も展開しています。また、学習面では、中1・2の段階で小テストや補習を行い、つまずきやすい英語・数学の基礎を固めます。中3以降は大学入試を見据えた講習を開講するなど、学習を支える体制も整えています。

「なりたい自分」を見つけるための活動もあります。生徒たちが「ドチャレ」と呼ぶ、中1~高2を対象とする「土曜チャレンジ」では、毎月約30の講座から生徒自身が興味のあるものを選んで受講します。また、高1・2の希望者を対象とした「スタディツアー」では、教室の机と椅子に使用されている木材の産地である宮城県大崎市を訪ねる「鳴子スタディツアー」や、「対馬スタディツアー」での体験も学びへの意欲を高めています。今井先生は「中高6年間のたくさんの出合いを通じて、生徒たちの心に火を付けたい。そんな思いから、本校では学びのきっかけとなるさまざまなプログラムやクラスを用意しています」と話しました。

2027年度の一般入試については、サイエンスクラスの新設に伴い、算数・理科の2科目入試が加わりますが、出題傾向や複数回受験の優遇措置など、大きな枠組みに変更はありません。一定の得点率を超えれば合格となる点も例年どおりです。そのボーダーはアカデミークラスが約60%、国際教養クラスが約75~80%程度で、サイエンスクラスも国際教養クラスと同程度の得点率を想定しています。

最後に教頭の佐々木準先生が登壇し、昨年まで副校長を務めていた鈴木雅子先生が新校長に就任したことを紹介しました。さらに、教員と生徒との距離の近さにも触れ、「本校の生徒たちは、学校生活のなかで大人が見守ってくれているという安心感を得て、『自分らしくいても大丈夫』だという思いを胸に、次のステージへ進んでいきます。入学後はご家族と一緒にお子さまを見守っていきたいと思います」と語り、説明会を締めくくりました。

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