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玉岡 柚子香 さん (2023年卒業)
東京大学工学部4年
晃華学園には課外活動があり、わたしは中1からフランス語を学んでいました。大学では第二外国語にフランス語を選択しているので、今、そのときの学びがとても役に立っています。
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飛田 映月 さん (2024年卒業)
東京大学経済学部3年
大学3年生になって、第一志望だった行動経済学のゼミに入ることができました。中高時代に取り組んだSDGsに関する研究も生かしながら、学びを深めていきたいと考えています。
関心を持ったら、積極的に行動
忙しさより楽しさのほうが大きい
―晃華学園を志望した理由を教えてください。
玉岡母が勧めてくれたことがきっかけです。学校の雰囲気が良く、施設もきれいで好印象を持ちました。
飛田わたしは小学校からの内部進学です。中学・高校の文化祭に小学生のころから遊びに来ていて、先輩方が生き生きと活動する様子を見て、「こういうお姉さんになりたい」と思いました。
―思い出に残っている行事はありますか。
玉岡わたしは合唱コンクールです。クラス委員をしていたので、40人ほどのクラスをまとめる役割を毎年担いました。生徒によって熱意に差があり、クラス内に対立が生まれ、悩むことも多かったです。わたしは中1から模擬国連に参加していたのですが、そこで学んだ「一人ひとりの意見を聴く」という姿勢を、生かすようにしました。あまり発言していない人も含めて、すべての人の意見を聴くように工夫し、みんなが納得し、力を発揮できる合唱コンクールをめざしました。
飛田文化祭が思い出に残っています。わたしは陸上部・書道同好会・競技かるた同好会に所属し、それぞれの活動を発表できる場として楽しみにしていました。クラス委員もしていたため、各学年が展示などを行う「学年の部屋」の準備も担当しました。どれも好きな活動だったので、忙しさより楽しさのほうが大きかったです。
―晃華学園では、生徒が企画・運営するSDGsに関する課外活動が盛んだと伺っています。お二人はどのような活動に取り組んでいましたか。
玉岡中2から高2までハンディポッド(水質改善装置)の研究を続けていました。カンボジアのトンレサップ湖では、生活排水が湖に流れ込む一方、湖の水を生活用水にも使っているため、感染症の拡大などが課題となっています。この湖で使われているハンディポッドを、より良いものにできないかと研究しました。材質を工夫したり、ヒーターやプログラミングを取り入れたりして、改良する実験を重ねました。
飛田わたしは「持続可能な書道」をめざす活動に取り組んでいました。コロナ禍に自宅で書道をする機会が増え、失敗した紙がたまったことがきっかけでした。余った半紙を集めて和紙として再生するなどの活動を行うなかで、バナナの茎の繊維を利用した「バナナペーパー」に出会いました。伝統的な和紙技術を用いて作られた、フェアトレード製品なのに、あまり知られていないことに疑問を持ち、動画を制作したり、プレゼン大会に参加したりして、バナナペーパーの普及活動を行いました。
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玉岡さんが「ハンディポッド」の研究に取り組んでいた物理室。今でも当時の資料が残されています
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飛田さんが書道同好会で活動していた書道選択教室。文化祭では書道パフォーマンスを披露しました
自分を見つめ直すことで、
これまでの活動と将来像が結びついた
―そうした経験は、現在の進路にどのようにつながっていますか。
玉岡模擬国連やハンディポッドの活動を通して、社会課題とインフラの関係と、システムを機能させる方法に興味を持ち、トップダウンではなく、なるべく多くの人の意見を取り入れるにはどうすればよいのかを考えるようになりました。そこで、インフラや国際技術支援などを学べる東京大学工学部社会基盤学科に進学しました。将来は、現場と専門家をつなぐ「架け橋」のような存在になりたいと思っています。
飛田わたしはバナナペーパーの普及活動を進めるなかで、どうすれば購買行動につなげられるのかに興味を持ち、マーケティングなどに関心が向きました。最初は私立の文系大学を志望していましたが、高3になってあらためて将来を考えたとき、経済だけではなく理系の知識も学びたいという思いが強くなり、総合的に学べる東京大学経済学部を志望しました。
―大学受験では、先生方のサポートも大きかったそうですね。
玉岡学校推薦型選抜に向けた準備では、志望理由書や提出資料の論文、面接などについて、先生方に何度も相談に乗っていただきました。中高時代に何をしてきたのかを振り返り、それぞれの経験が現在にどうつながっているのか、将来何をしたいのかをあらためて考える時間となりました。自分と向き合うことで、これまでの活動と将来像が結びついた瞬間でした。
飛田先生が「理想の将来像から逆算して、志望大学を考えてみては」と、自分で考える時間を与えてくださったことが大きかったです。自分の将来像を少しずつ明確にしながら、これまでの自分自身と向き合うことで、志望校を東大に変更する決断につながりました。
―最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
玉岡中高生のうちは、興味を持ったことにまずは何でも挑戦してほしいと思います。勉強だけではなく、自分が楽しめることを見つけて、充実した6年間を過ごしてください。
飛田晃華学園は、自分の好きなことや、やりたいことにとことん取り組める学校です。そして、その思いに共感して、一緒に活動してくれる仲間や、すぐに相談できる先生方がいます。自分が興味のあることを大切にして、ぜひ、それを思い切り追究してください。