現地生との交流や
キャンパスツアーなど
盛りだくさんのプログラム
左から、S.S.さん、R.F.さん、H.F.さん、
ブルネリ先生
夏休み期間に行われ、国際学級の高1生全員が参加する「ボストンリーダーシップ研修(BLAST)」は、アメリカのボストンやニューヨークを訪れ、現地の女子大学生とのディスカッションやディベート、キャンパスツアーなどを行う11日間のプログラムです。
全員参加で行う意図について、国際副教頭のクリスタル・ブルネリ先生は次のように説明します。「研修で未知の環境に身を置き、新しい知見を得ることで、みずからの殻を破ってほしいという思いから、全員参加で実施しています」
出発前には、安全管理とコミュニケーションに関する事前学習を行います。H.F.さんは、「フードコートで荷物を置いたまま席を離れないなど、安全に過ごすためのアドバイスを受けました」と説明します。また、外部のコミュニケーショントレーナーを招いた授業も行われ、相手の目を見る、大きなジェスチャーを交えるなど、現地でのコミュニケーションの基本を学びました。
研修中は主に、ボストンの女子大学の寮に滞在し、大学生とのディスカッションやディベートに取り組みました。S.S.さんは、「研修前はあまり英語に自信がなかったので、最初は緊張して片言になってしまいました」と振り返ります。「それでも、大学生が意見を温かく肯定してくれるので、完璧でなくても『伝えたい気持ち』があれば、言いたいことが理解してもらえると実感でき、自信につながりました」
R.F.さんも、「発言することへのハードルが日を追うごとに下がり、自然とことばが出てくるようになりました」と同意します。
11日間の研修では、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学でのキャンパスツアー、マイクロソフトなどの企業見学も行われました。
理系を志すR.F.さんは、マサチューセッツ工科大学での見学が特に印象に残ったと言います。「最新のロボットに触れたことで、数学や理科の勉強が最先端技術とつながっているのを実感し、学習へのモチベーションが高まりました」
ボストン市内を自由に散策する日もあります。H.F.さんのグループは、おしゃれなショップが立ち並ぶニューベリーストリートで買い物をしました。「日本にはないブランドのお店がたくさんあり、海外のファッションに触れるのがとても楽しかったです」と振り返ります。
一方、R.F.さんとS.S.さんはボストン美術館が印象的だったと言います。S.S.さんは、「本物のミイラなども展示されており、圧倒されました」と語ります。
最終日は、ニューヨークの国連本部を見学し、国連職員と直接対話する機会を得ました。H.F.さんは、「職員の方が国連に関するさまざまな知識を教えてくれて、とても勉強になりました。ニュースでしか見たことのない総会議場に入ることができたのも、うれしい体験でした」と言います。
11日間の研修で、3人の生徒は多くの学びを得ました。
「文化の違いを否定せず、受け入れて楽しむ大切さを学びました。今後は多様な考え方を尊重し、視野を広げていこうと思います」(H.F.さん)
「自分から積極的に質問することで、より多くの人と交流することができました。今後の英語の授業や、留学生との会話でも、この経験を生かしたいと思います」(S.S.さん)
「自分の目で見て体験する楽しさを知ることができました。これからも新しいことに興味を持ち、知らない世界に積極的に飛び込んでいきます」(R.F.さん)
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提携校Dana Hall Schoolほか、現地の学生たちと、模擬国連に向けてディスカッションを行いました
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世界屈指のコレクションを誇る、Museum of Fine Arts(ボストン美術館)の前で記念撮影
2026年度から国際学級で導入
「ケンブリッジ国際カリキュラム」
現在、国際学級の中1生が使用しているケンブリッジの教材。世界基準のカリキュラムで学びます
国際学級では、新たな取り組みもスタートしています。2026年度の中1から「ケンブリッジ国際カリキュラム」が導入されました。従来のカリキュラムとの違いについて、ブルネリ先生は次のように説明します。
「大きな違いは、ケンブリッジが作成した国際基準の教科書を使用する点です。中1全員がCEFRのB1レベル(英検®2級程度相当)への到達をめざして、習熟度別の3グループで学びます」
高校では2分割の少人数授業を実施するとともに、豊富な選択授業を用意しています。さらに、進路指導では海外大学への進学も見据えるなど、多様な進路や変化し続ける入試スタイルに対応しています。
東京女学館がめざすこれからの姿について、ブルネリ先生は「海外進学を身近な選択肢の一つとして考えられるようになってほしい」と語ります。「本研修以外にも、エストニア研修やタスマニア文化研修、一般学級の生徒も参加できるアメリカ文化研修など、今夏だけでも五つの海外プログラムを実施しています。生徒たちの多様な関心に応える選択肢を、今後も提示し続けていく予定です」
最後に、ブルネリ先生と3人の生徒から、受験生へのメッセージをもらいました。
「女学館はチャレンジ精神を応援する学校です。英語を使って何かをめざしたい小学生の皆さん、ぜひ国際学級を一つの選択肢として考えてみてください」(ブルネリ先生)
「最初はクラスになじめるか不安でしたが、内部生ともすぐに仲良くなることができました!悩んでいるなら、臆せずに飛び込んでほしいと思います」(H.F.さん)
「小学生のころは英語が苦手でしたが、国際学級で先生方が手厚く教えてくださり、上達を実感できました。英語に囲まれる環境で学びたい方は、ぜひ女学館で一緒に学びましょう」(S.S.さん)
「英語を身につければ、世界中の人と話せて視野が広がります。ぜひ女学館で未来を広げましょう!」(R.F.さん)
東京女学館中学校・高等学校
TEL:03-3400-0867