受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/全国版

独自の教育で体験する
学びを深める楽しさが
みずから道を切り開く力に

逗子開成中学校・高等学校 校長 小和田 亜土 先生

「なりたい自分」をめざして
どんどんチャレンジしてほしい

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神田 進路指導についてはどのような方針で進めていらっしゃいますか。

小和田 大学進学については、現役で難関の国公立大学に進学することを目標としています。国や自治体からの公費で最先端の学問・研究ができるところであり、社会での学問の役割ということを考えても、東大をはじめとする国公立大学の役割は大きいという話を生徒にはしています。

神田 その目標がすでに実現し始めていますね。今年の実績を拝見しますと、東大合格者は7名で、全員が現役で合格しています。東工大の7名も全員が現役です。これを含め、国公立大学には合計129名が合格し、そのうち109名が現役です。卒業生が270名ですから、国公立大学への現役合格率は40%を超えていますね。また、私立大学を拝見しても、早慶上理への現役合格者を多く出していらっしゃいます。医学部医学科への合格者も増えていて、今年は50名が合格し、そのうち26名が現役です。

小和田 がんばってくれたなと思います。

小河原 最後に、貴校をめざす受験生と保護者の方にメッセージを送っていただけますか。

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小和田 何かやってみよう、チャレンジしてみようという子は大歓迎です。そういう子どもたちに自分の能力や興味・関心を伸ばしてもらいたいと思っています。中高6年間は心も体も大きく変わる時期です。今までの自分がどうであれ、「なりたい自分」というものを持ってさえいれば、必ずその理想に導いていけるよう、本校できちんと指導します。臆することなく来てください。

神田 この学校に行きたい、この学校が好きだと思ったら、成績はともかく意欲を持って果敢にチャレンジしてもらいたいということですね。ありがとうございました。

23年9月号 さぴあインタビュー/全国版:
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