受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 栄光学園中学校

栄光坂の上で待っています

 僕は2月2日の栄光学園中学入試当日を、とても不安な気持ちで迎えました。 前日の2月1日は東京都市大学付属中学と慶應義塾普通部の受験があり、どちらも手応えがなく、不合格だったのではないかという思いが頭を離れませんでした(余談ではありますが、この2校は残念な結果でした)。その夜は早く寝ることができたものの、朝起きると強い不安が押し寄せてきました。でも、栄光学園は僕の第一志望校であり、得意な記述問題形式が多い学校です。「もし他の学校がダメでも、ここに合格できればいい」と自分に言い聞かせて、試験会場に向かいました。

 ところが、社会の試験が始まると、栄光学園に向けて勉強してきたような難しい記述問題ではなく、知識を問う問題が中心で驚きました。「本当に全落ちしてしまうかもしれない」と一瞬思いました。でも、周りの受験生も同じように戸惑っているはずだと自分を励まし、3年間続けてきた努力を信じて、何とか最後まで落ち着いて解くことができました。

 試験が終わり、栄光学園の通学路の坂、いわゆる栄光坂を下りながら、まだ結果がわからない不安はありましたが、「諦めてはいけない」と自分に言い聞かせて、急いで帰宅し、ゆっくり休みました。

 2月3日の浅野中学校の受験では、栄光学園の結果が気になって集中力が落ちてしまいましたが(皆さんは絶対に真似しないでください)、それでも「諦めず、でも追い込みすぎず」と自分に言い聞かせて試験を終えました。そして帰宅中、母から栄光学園合格の知らせを受け取りました。外だったため喜びを爆発させることはできませんでしたが、今までで一番うれしかったです(余談ですが、浅野中学は合格していました)。

 最後の最後まで諦めず、それでいて自分を追い込みすぎない───そのバランスが大切だと、僕はこの受験で学びました。 頑張った分は必ず返ってきます。 栄光坂の上で、みんなを待っています!