受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 麻布中学校

合格発表「地獄から天国の2日間」

 息子は麻布中学の学校説明会に参加して、自由な校風に憧れて第一志望として目指すようになりました。6年の時にはテストでも概ね偏差値を超えており、目標が手に届くところまで来ました。

 まずは1月10日栄東の受験が終わり、無事に合格しました。緊張感もあり、帰るなり早々昼寝をしてしまいました。1月12日の栄東東大クラスでは試験終了後に「算数が苦手な単元が連続して出て、焦った」と言っていました。結果は不合格でした。第一志望ではないし既に合格していても、落ち込みました。先生に励まして貰いました。1月20日の市川を受験しました。この時は電車の中でお腹が痛くなるという想定外の出来事にも表情は落ち着いており、試験後出てきた際も楽しかったと言っていました。結果は合格でした。

 2月1日までは基礎の復習が中心で、少し緊張感が欠けていたと思います。2月1日、麻布の会場に向かう時から緊張感が漂っており、受験後も無言でした。夜になり、「何とか過去の合格点くらいは超えたと思う」と言っていました。麻布の結果は遅く、2月3日の15時まで待たなければなりません。2月2日は栄光を受験、距離も遠く試験前にも疲れていたと思います。緊張からか国語の解答欄を間違えて書いてしまい、時間に追われたと言っていました。2校の受験結果が分からないまま、2月3日の海城を受験しました。手応えは例年の合格点を超えていない程であり、自信がないようで後は結果を待つのみになりました。

 2月3日の14時に出た栄光の結果は不合格、その後15時に結果が出た麻布も不合格でした。 その日から食欲もなく、落ち込んでいました。私もその日は仕事を早退して、既に合格している学校も素晴らしいし明日の結果もあると息子を励ましましたが、全く耳に入らない状態でした。ただ、一言「麻布は1点か2点の差だと思う、もしかしたら繰り上げがくるかも」と言っていました。私は変な期待はしない方がいいと思い「海城の結果を待とう」 と言いました。2月4日の12 時に出た海城の結果は、手応えはなかったものの合格でした。

 その1時間後に麻布の繰り上げ合格の連絡が来ました。学校別SOや合格力判定SOでも80%の判定が出ており、先生からも大丈夫だと思いますと言われていましたが、12歳での緊張する場面ですので思い通りにはいきません。麻布を受験するならば、2月2日の受験校は結果が当日分かる学校にすればよかったかなとも思いました。麻布を受験する人は合格発表まで遅いので、2月2日の受験校選びとメンタル面を保つことが重要になると思います。また、息子の1点か2点の差だと思うというコメントからも子供は自分の出来をよく理解しています。親は子供を信じて、メンタルのサポートに徹するしかないです。2月3日に不合格を二つ見るのは大変辛くて家族全員が落ち込みましたが、SAPIXに通塾して良かったです。