兄弟でも全然違う
SAPIXにお世話になるのは二度目です。5歳上の兄が小4から通塾し、麻布中、渋谷幕張中、市川中に合格しました。進学先の麻布中では学業に勤しみ、部活動では部長を務め、忙しい学校生活を満喫しています。
兄と同じ、麻布中での楽しい日々を、当然、弟も手に入れられるはず。母親の私と、弟である本人が軽い気持ちで始めた中学受験は、予想に反して順風満帆ではありませんでした。
●想定外1 成績の乱高下
兄は在籍期間3年間のうち30か月を最上位クラスで過ごしました。しかし弟は入室時から最上位クラスと下位を行ったり来たりのエレベーターで、小6後半には最上位クラスなど望むべくもない中位固定。基礎トレをサボりがちで計算力が身につかず、国語や社会の語句の暗記もいつまでも不正確で、設問の相性が良かった学校別サピックスオープンでたまたま2位に躍り出るも、翌週の最後のマンスリー実力テストでは偏差値が3分の2になり、過去最低のクラスに落ちました。それまで毎回行われていた平常点でのクラス昇降も、12月以降は廃止され、挽回のチャンスはありません。冬期講習、正月特訓はSS特訓のクラスに通うので影響はありませんでしたが、1月以降は通塾意欲を失って、平常はZoom受講になりました。
●想定外2 志望校別コースで別校舎へ
兄の時は、所属校のSS特訓で麻布コースがありましたが、今年は上位校との合同コース。本人は麻布対策で重要な読解力と記述力に大きな不安があったため、SAPIXに相談して、SS特訓のみ近隣校の麻布コースを受講しました。通塾時間は長くなりましたが、本人のモチベーションは急上昇。所属校では得られなかった、麻布を目指す仲間たちとの切磋琢磨が大きな励みになりました。
直前期はSS特訓の復習と暗記物を繰り返し、睡眠と栄養重視で体調維持に努めました。
思い起こせば、兄の時は成績は常に高値安定で、本番でも安心感を持って臨めました。しかし本人は乱高下を繰り返し、最終偏差値は50台前半。千葉入試の市川(57)、東邦大東邦(54)、渋幕(64)は3連敗も覚悟し、更なる併願校も想定していましたが、終わってみれば、本命の麻布まで全て合格できました。SAPIXでの3年間を通して、地道に知識と経験、志望校対策を積み重ね、本番でも動じない学力をつけていただいたことが、最後に合格を引き寄せたのだと思います。
SAPIXの皆様、兄弟合わせて6年間、本当にありがとうございました。