受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 桜蔭中学校

心配性の母による応援記

 4年生で入室しました。勉強習慣がなかったので早速やるべきことがたまりました。自走は早々に諦め、親がその日の課題をリストアップし、子どもが解くそばから丸付けをして間違った部分は一緒に考え、理社のテキストは読み聞かせしていました。5年生になってもこの状態が続き、これで良いのかと悩みはあったものの、他の習い事も続けたかったのでこの方法でとにかく家庭学習を終わらせていました。マンスリーは2週間前から間違った問題を中心に対策しましたが、一緒に勉強していたので子供の苦手分野がよくわかり、対策しやすかったです。甲武信ヶ岳をやまあてできたときは嬉しかったです(子どもは間違えました)。

 6年生になると、いよいよ家庭学習の量が増え回らなくなりました。ようやく娘も自分のできないところを意識できるようになってきたので、授業の復習を中心に、自信のないところを補強するようにしていました。比較的得意だった社会はできるだけ効率よく知識を確認するように努め、苦手な国語に時間をかけました。国語は波乱万丈すぎたので、先生に相談して勉強法を教えていただきました。

 9月から過去問演習が始まり、11月頃からは習い事も整理し、勉強中心の生活になりました。過去問を始めると、国語だけでなく算数も乱高下し、先生に相談して対策を伺い、土特やSSの演習の機会を大事にするようにしました。どの教材も良問揃いで、解けるようになるまで反復したかったのですが、いつも目の前のやるべきことをこなすのに精一杯で前の問題に戻る時間はありませんでした。

 冬期講習・正月特訓が始まると演習の機会がさらに増え、点数を意識した取り組み方ができるようになってきました。直前期になるともう親としては毎日大変不安でしたが、できるだけ普段通り淡々とサポートするようにしていました。無理させすぎず、栄養をとってよく眠りあたたかく過ごせるよう努めました。いっぽう娘はサピックスの最後の授業が終わると早くもサピロスに陥り、応援動画を何度も視聴していました。早起きは最後までできませんでした。

 受験当日は親はもう安定剤を飲みましたが、子どもはほとんど緊張しなかったようで普段通りでした。夜になって「◯◯はなんというの?(キャリアカーの問題でした)××ができなかった」などと言い出すのは勘弁してほしかったです。2日目も緊張感なく会場に入り、試験終了を待つ間に第一志望合格を知り、そこで受験を終えることができました。親は2日間とは思えない疲労でしたが、大好きな先生に合格を報告することができて最高に嬉しそうな子どもを見て、すべて報われたように思います。

 3年間、毎週楽しい授業で勉強の楽しさを教えて下さった先生方、猛暑でも雪でも子どもたちの安全を守って下さった警備の方々、あたたかくサポートして下さった受付の方々、一緒に切磋琢磨して下さったお友達、すべての方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。