サンデーショックによるご縁
空き缶が落ちていたらどうするか、女子御三家の校風をあらわした有名な小話があります。それを聞いたとき、元気なうちの子は女子学院にぴったりだと思いました。特に希望がなかった娘にも、自由で楽しそうだからとすすめ、当初の第一志望はとりあえず女子学院に設定していました。
6年生のGS特訓は女子学院(JG)コースに在籍しており、授業後の感想は「とても楽しい!」でした。このままJGまっしぐらでいこうかとも考えましたが、2026年度はサンデーショックの年でした。7月の先生との面談を経て、可能性を広げることを考慮した結果、夏からは桜蔭コースに変更することにしました。
桜蔭コースが合わなければ、JGコースに戻ることも想定していたものの、本人は「こっちもすごく楽しい!」とのこと。SSのクラスが大好きになり、秋頃には、「このメンバーだったら、同じ学校に行きたいなぁ」と言うようになりました。
校風だけでなく、入試問題の傾向も違うので、2日はJG以外も検討しました。本人に意向を聞いてみたところ、「せっかく2校とも受けられるんだよ、こんなチャンスを逃すのはもったいない」というかっこいいセリフが出てきました。
試験当日の1日・2日は、体調不良に見舞われ、日頃は飄々としている本人も不安でたまらなかったようですが、なんとか2校とも合格をもらえました。実は、第一志望校を固定すると、落ちたときのダメージが大きいからという理由で、複数の学校を第一志望候補という位置付けにしていました。そのため、合格後は、渋幕も含めどこに進学するのか大騒ぎで悩んでいました。ギリギリまで悩むのかと思いきや、ふらっと散歩から戻ってきた後、きっぱり桜蔭に決めていました。本当にいいのかと気を揉む親に対して、「一度決めたことを変えるのは好きじゃないんだよね」と、またもやかっこいい言葉が返ってきました。
JGっぽい桜蔭生もいれば、桜蔭っぽいJG生もいる。サンデーショックでなければ、おそらくご縁がなかった学校に進学することになり、少々不安もありますが、切磋琢磨できる仲間のいる環境で、自分らしく、楽しい学校生活を送ってほしいと心より願っています。
娘は、コツコツと勉強するタイプではなく、かなりムラのある学習で、国語の要や算数のベイシックなどはほぼ手つかず。基礎トレさえやっていないこともありました。親が伴走できていなかったという反省点もあります。早く出願したほうがいいというジンクスも知らず、受験番号は全校後ろの方で、はたから見れば本気度が足りないように見えたかもしれません。模範的なサピ生、スーパーサピ親とはかけ離れていましたが、塾の仲間から刺激を受け、また、他の保護者の方々から色々教えていただいたり、先生方にも相談に乗っていただいたりして、受験を終えることができました。皆様に深く感謝申し上げます。