受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 慶應義塾普通部

未来の選択

【中学受験の良いところ】

 僕が思う中学受験の良いところは「自分の考えで、未来の自分が通う学校を選択できること」だと思う。色々な魅力的な学校を見て調べ、「自分はどのような環境で学びたいのか」を考え、一番好きな学校を選択することは大変なことだけど、とても貴重な経験になると思う。もし他人に言われるままに学校を決めてしまったら、それは本当に自分の未来を選択したと言えるだろうか。僕は、慶應義塾普通部の「労作」という自主性を育む教育理念に惹かれ、「この学校で自分の未来を創りたい」「この中学校に絶対進学したい」と強く思った。

【勉強のアドバイス】

 君が勉強している姿を誰よりも長く見て、どのように勉強すればよいのか一番理解しているのは、サピックスの先生だ。迷ったときこそ、先生の言葉を信じてとにかく手を動かそう。

 具体的には、

●情報量の多い問題は、表にまとめよう。

●図形の問題は、読み取れる情報をすべて書き込もう。

●覚えられないことは、とにかく何度も書こう。

 こうした日々の小さな積み重ねが、最後に大きな成果となる。必ずみなさんの力になる。

 また、受験勉強では、不安や焦りを感じるときが必ずある。そんなときに大切なのは「いつもの自分でいること」。いつもの自分だけが、これまで蓄えてきた力、磨いてきた技を試験本番で発揮させる。僕の場合、受験直前でも(やるべきことを終えたうえで)推し活をしたり、親と実にくだらない話をすることで、いつもの自分でいることができた。 【その先へ】

 中学受験は、自分の選択を自分の力でつかみ取る、とてつもない成長と経験が得られる機会。だけど、中学受験はゴールではなく、あくまで通過点。中学受験で得られた力で、その先の未来も、君自身が選択し、創っていってほしい。

 祈 輝く未来