受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 筑波大学附属駒場中学校

掴んだ!筑駒合格への道

 僕はサピックスに1年生の頃から通っており、その時は特に点数を気にすることもなかったが、全体で上位にいた。しかし5年生ごろになると受験を意識し始めて点数や偏差値に一喜一憂するようになった。今思い返すとそれは遅く、もっと早い4年生のころから心構えを持っていた方が良かったと思う。そして6年生だが、SS特訓なども始まり家庭学習の量もとても増えたため、全部をやり切れなくなり、SSの直しと習ったことをちらっと見返すことしかほぼやっていなかった記憶がある。6年間を通して多少のコースの上下はあったものの、大体は一番上をキープし、最後も一番上のコースで1月の入試に挑むことができた。

 1月の入試は西大和、灘、渋幕を受けたが灘だけ不合格だった。少し気分は落ち込んだもののそれから切り替え、2月の開成、聖光、筑駒へ猛特訓を開始した。合格できるか不安になりながらも1月31日にもらった先生からの激励電話で心を落ち着かせ、2月入試に向かった。2月入試では僕は覚醒したようにこれまでわけがわからないと思うはずの問題が解けるようになり、2倍の力が出せた気がする。

 結果としては開成、聖光に順調に合格し、筑駒も合格できると期待したが、結果は不合格。その時は本当に悔しくて涙が止まることなく出ていた。そしてぼくの受験生活は幕を閉じた。その後日、補欠合格かもしれないという通知が届き、もしかしたらとこれまでの悔しさは希望に変わった。そして繰り上げ合格電話が届いた日。受験生活一番の嬉しさがこみ上げた。

 ぼくが後輩に伝えたいことは二つある。一つ目は1月入試の結果が悪くても練習だと割り切って引きずらないようにする、結果が良かったら自信にすること。二つ目は、「絶対にあきらめない」「第一志望に入りたい」という思いを持って、努力を積み重ねることである。僕はそのおかげで実力の結晶である補欠合格ができた。最後まであきらめずに頑張れば、必ず結果はついてくる。筑駒で待っている。