ミラクルまでの道
私は、5年生の2月、受験を終えた姉と入れ替わるように、サピックスに入室しました。それまで通っていた塾とは違い、サピの授業は比べ物にならないほど楽しく驚きました。特に算数は、分からない問題が解けたときの達成感、クラスでトップになった時の優越感、そして新しい解法を知った時の感動が、私を夢中にさせました。まるでパズルのピースがはまるかのように、知識が繋がっていく感覚は、私にとって大きな喜びでした。
転塾した当時は真ん中より下のクラスからのスタート。しかし、楽しみながら勉強に励んだ結果、5年生の後期からは上位クラスをキープできるようになりました。6年生になり、通塾スケジュールがハードになると、小学校の友達と遊びたいという誘惑に何度も駆られました。
そんな時、私は二つの工夫をしました。まず、勉強に行き詰まったら、嫌いな科目に固執せず、得意な科目を挟みました。例えば、暗記が嫌いで特に社会が苦手だった私は、飽きてきたら算数の問題に取り組みました。あまりに算数ばかりやりたがるので、母に過去問を取り上げられたこともあるほどです。次に、適度な休憩を取りました。大好きなアニメやドラマを観る時間を確保し、直前期でさえ大河ドラマを毎日観て、勉強への活力を得ていました。これらのおかげで、膨大な家庭学習をこなし、第一志望校合格をつかむことができました。
また、最後まで楽しく塾に通う事ができたのは、志望校を同じくするSSのクラスの友達に出会えた事が大きいと思います。先生に見つからないようお菓子交換をしたのが今でも良い思い出です(スミマセン) 。最後に、いつも熱心にご指導してくださった先生方、そして励まし合い、共に乗り越えたサピックスの仲間たちに心から感謝しています。受験を通して学ぶ事の喜びや、己に勝つことの尊さを知ることができました。これから受験を迎える皆さん、No.38 ミラクルを楽しみに自分を信じて頑張ってください。