我が家の中学受験
きっかけは当時小2の息子が「勉強でも順位が分かるものってあるの?」と聞いてきたことでした。夫が子どもの頃の水泳大会の順位を自慢してきたことに対抗しようとしたようです。入室してみるとSAPIXの授業は面白いと言って帰って来るのですが、家庭学習は面倒なようでした。そこで勉強する時はなるべく私も並んで座って読書をしながら励まし続けました。
家庭学習は「指示された内容を1週間かけて1周取り組み、間違えた所だけもう1回やる」というのを6年の夏まで続けました。本人が希望しなかったので「出来たら取り組むもの」はやらず、本人と相談&微調整しながらなるべく負担無く続けられる週間スケジュールを作りました。テスト対策は特にせず、テスト後は正答率30%以上の誤答を解き直しました。季節講習の時は連日の家庭学習に追われましたが、復習テストまでには終わるように進めました。6年の秋になると「間違えた所をもう1回」をやる時間は作れず、「必ず&是非やるべきもの」の中から毎日一緒に優先順位を確認しながら取り組む綱渡りのような日々を過ごしました。過去問は先生のご指示通り、「点数よりも作戦立てと振り返り」を大事にしました。私が勉強を教えることは一切無く、調べて分かることは一緒に調べ、後は質問教室で先生に聞くように促しました。
成長期なので5年までは9時、6年は10時までには寝るようにして、終わらなかった勉強は翌朝取り組みました。毎朝、YouTubeで目を覚ましてから、登校前に基礎トレ・漢字・コアプラスなどに取り組みました。成長とともに通学可能な距離、学力が伸びてきたので4・5年のうちに幅広く学校見学をしておけば良かったです。
夫は塾のお迎えと家事のサポート、また入試9日前に中2の兄がインフルエンザで発熱した際にビジネスホテルで兄と隔離生活をしてくれました。受験生本人も予防薬を服用していたのが心の支えでした。
冬期講習で連日の志望校対策が始まると、そこで最後のスイッチが入ったようでした。2月1日の4日前に指示された家庭学習が終わり、冬期・正月特訓のテキストから本人が選んだ問題を再復習し、最終日に3年分のテキストを一緒に積み上げて当日を迎えました。
受験生活を振り返ってこれほどまで大変な勉強をやり遂げるには本人の強い意志が不可欠だと感じました。息子は志望校への憧れもありましたが、それ以上に毎回のテストの順位・偏差値をゲーム感覚で捉え、仲間と競い合うことが原動力のようでした。その上で素晴らしいSAPIXの教材・授業・システム・先生方のご指導に親子ともに素直にコツコツとついていったことが結果に繋がったと思います。心配は尽きないと思いますが「困ったらすぐSAPIXの先生に相談すること」「ブログやSNSは見ないこと」「親が運動をして気分転換をすること」をおすすめします。