逆境こそ、チャンス! しんどいときこそ、笑いを!
6年生になってから、息子の成績が大きく下がったときが何度かありました。私はその度に「これは課題の宝庫。息子にとって、大きな飛躍のチャンス」と前向きに捉えるようにしました。というのは、これまでも多少の成績の上下はありましたが、少し成績が下がったくらいでは、息子が抱える課題を真剣に見つめ直すことがなかったからです。振り返ると、息子が大きく覚醒する前には、模試の偏差値、過去問の点数など、必ず大きな落ち込みがありました。なので、ぜひ皆さんも「成績ダウンをネガティブに考えず、最大のチャンス」と捉えてください。もちろん子ども本人は落ち込むと思います。親も正直、メンタルがやられます。ですが、ここはどうか冷静に! 前向きに!
また、親子で行き詰まったら、「SAPIXの先生方になるべく早く相談」することを強くお勧めします。私は6年生の夏期講習の頃から入試直前に至るまで、悩んだときは必ずSAPIXの先生方を頼りました。現状の分析はもちろん、我が子への的確な声掛けは、さすがプロだなと毎回感動していました。息子だけでなく、私自身も先生の言葉に救われることが多々あり、今回の受験を通して「プロに頼る」ことの大切さを改めて痛感しました。お忙しい中、電話や対面で対応いただいた先生方、受付の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。
受験が近づくと家は受験モード一色となり、併願校はこれでいいのか、昨日の夜クシャクシャに丸めた算数のプリントはちゃんと復習したのか、今日も基礎トレで比が逆になっているが大丈夫か…など、家族全員が受験への不安で頭がいっぱいになるかと思います。受験生本人はもちろん、親自身も感情的になったり、追い詰められたりするときがあると思います。むしろ、私も夫もしょっちゅう感情的になり、常々追い詰められていました。そんな私たち夫婦を救ってくれたのが、夫はSSの見送り後などにカフェで過ごす1人時間、私は娘と一緒に楽しんでいる推し活です。保護者の皆さま、ほんの少しでもいいので、ほっとできる時間を意識的に作って下さい。貴重な隙間時間に、少しでもリラックスをして、笑顔を取り戻せますように。そう、この「笑顔、笑い」こそが親子共に受験を乗り切る良薬です。「逆境こそ、チャンス! しんどいときこそ、笑いを!」。これが、私が心の片隅にいつも置いていた考え方です。
私たち家族は、息子の中学受験のサポートができて、本当によかったと思っています。それは合否の結果だけではなく、志望校合格に向け、くじけそうになっても、何度も立ち上がって直向きに頑張る息子の姿に、大きな成長を感じたからです。中学受験への挑戦は、間違いなく貴重な経験となり、忘れがたい大切な思い出となりました。この体験記をお読みのSAPIXに通っているお子さん、保護者の皆さまは、もう既にたくさん頑張っています。いつも本当にお疲れさまです。祈合格!