受験当日まで力はつく
我が家は2歳上の長男、今回の次男がそれぞれ新3年からサピックスに通いました。ともに熱望していた開成に合格し、結果だけ見ると順調に思われるかもしれません。けれども実際は紆余曲折し本番を迎えなんとか合格できたと感じています。受験生生活を通して心に残ったことを記します。
①苦手だった国語
兄弟ともに他教科と偏差値に10~20の差があり、珍解答もたびたびでした。それでもなんとかなったのはSSのお陰です。毎回順位が出て悔しい思いを何度もし、志望校に合った解法を学び、冬期講習や正月特訓で怒涛の演習をこなすうちに少しずつ力がつきました。特に次男は質問教室に通い開成対策プリントについて学んだことが合格につながったと思います。
②算数のケアレスミスと1月校の不合格
ケアレスミス克服に真剣になったのは、遅まきながら1月に不合格を経験してからでした。
長男は渋幕が不合格で、算数でミスがありました。親子とも落ち込みましたが、先生に本番の高揚感などからケアレスミスをする子は少なくないと聞き、対策を教えていただきました。
次男は栄東東大特待が不合格で、国語で時間不足、算数でミスがありました。そして昭和秀英午後特別が不合格。手応えはあったものの、午前の市川の疲れのためか頭がぼんやりしたと言っていました。
いくらテストでミスをしても直らなかったのが、不合格という取り返しのつかない辛い経験をして初めて修正できました。また、本番では何が起こるかわからない、テストとは精神状態も疲れ方も違うと痛感しました。
③塾以外でやってよかったこととやっておけばよかったこと
やってよかったことはNHKを見ながらの雑談です。朝食時には7時のニュース、夕食時には19時のニュースと「クローズアップ現代」をなんとなく見ながら雑談をしていたことが受験でも役立ちました。市川の理科では「ブラタモリ」で見た宮古島の地層の問題が出るという幸運にも恵まれました。
やっておけばよかったことは読書です。次男は理系の本を図書館で借りて読んではいましたが、小説はほぼ読みませんでした。いろいろな本を買って家に転がしておくなど工夫すればよかったです。
息子たちは、授業を楽しみ、指示された課題を復習する、ひたすらそれを繰り返した4年間でした。迷ったときは各先生に相談し修正しました。先生方のご指導と良質な教材があったからこそ、受験で戦える力と戦い方を身につけられ、よい精神状態で試験に挑めたと思います。経験豊富な先生方からのアドバイスは、いつも冷静かつあたたかなものでした。受験期には親子で相談することが増えましたが、子どもが先生方を信頼しているのが伝わり、通ってよかった、やれることはやったと思って本命校の入試に向かえたことが幸せです。
本当にありがとうございました。息子たちと関わってくださった全ての方に感謝いたします。