受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 開成中学校

中学受験を通じた親子の成長と絆

 1月受験で市川と渋幕に不合格の中、開成と渋幕二次に合格を頂きました。受験期を迎えるにあたっての一助となれば幸いです。

 小3の2月に入室。当初は2クラス編成の中で下のクラスから始まりました。無類の読書好きだったこともあり、国語は幸いテスト慣れするにつれて概ね安定し、通塾期間は上位ブロック内での浮き沈みは最後まで続きました。

 SO(サピックスオープン)と過去問の結果は次のとおりです。■開成:過去問5年分(0勝5敗)、学校別SO①30%、SO②60%。■渋幕:過去問一次4年分(3勝1敗)、学校別SO一次80%・二次60%。■合格力判定SO①60、②58、③62、④65の平均61。学校や行事が大好きで、修学旅行や運動会などの前後は特に学校行事優先でした(合格力判定SO②前後がその時期)。冬期講習直前の開成過去問は10点足らず。

 入試結果は、1月10日の栄東は東大クラス合格(特待▲4点)、1月20日の市川は不合格、1月21日の東邦大東邦は特待合格、1月22日の渋幕は不合格、と千葉3連戦は苦戦しました(過去問や判定から市川や渋幕は大丈夫だろうと内心思っていたところは正直ありました)。息子もようやく火がついたようで、2月1日の開成までの1週間は算数・理科・社会の復習に全力で取り組んでいたのが印象的です。

 開成入試では、得意科目の国語で合格者平均点+α、苦手意識のある算数で受験者平均点、最後の追い込みでの得意科目化を目指して理科・社会で合格者平均点を取り、合格最低点を上回る戦略でした。特に失点の主因となっていた問題の読み違えと時間配分を特に意識して取り組んでいました。

 1月の悔しい経験を糧に、2月1日の開成と2月2日の渋幕二次を受験し、ありがたいことに両校の合格も頂けました。開成、渋幕ともに算数で差がついた年でしたが、4年間基礎力トレーニングは毎日欠かさずに取り組み基礎定着には至っていたため、1週間での志望校対策プリントの総復習により算数の思考力と問題の取捨選択力が急激にアップしたこと、形式の変わった国語も落ち着いて対応できたこと、理科・社会の知識の再確認と最後の追い込みで得点力が大幅にアップしたことが要因と勝手に分析しています。

 開成含む2月の最難関の前に1月の千葉入試を受験される皆さまにおかれましては、市川や渋幕が不合格だとしても、その後の1週間は小6の中で最も時間に余裕のある期間ですので、得点力アップの大チャンスです。SOや過去問は実施時点での定着度を測る目安にはなりますが、冬期と正月特訓、それ以降の最後の追い込みで、それぞれの受験生のステータスは大きく変化を遂げていたように感じます。

 中学受験を通じて息子は大いに成長し自信を持ち、私も人生の中で特に印象深い貴重な経験の一つとなり、親子の絆も深まる濃密な4年間でした。サピックスの講師やクラスメイトの皆さま、長い間大変お世話になりました。ありがとうございました。