受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 開成中学校

努力で勝ち取った三冠

 僕はもともと算数が特別得意というわけではありませんでした。6年生の夏ごろ、サピックスの先生にすすめられて、灘中の過去問に取り組み始めました。そのときは、まだ灘中を受験するつもりはありませんでした。ところが、灘の問題はとてもおもしろく、考えれば考えるほど引きこまれていきました。難しい問題に本気で向き合ううちに「入試問題にも挑戦したい」「絶対に灘中を受けたい」と思うようになったのです。そして、僕の目標は灘・開成・筑駒の三冠合格に決まりました。

 受験シーズンが始まり、初戦が灘中でした。緊張はしましたが、問題に向き合う時間はワクワクしていました。算数1日目が100点、2日目が94点、総合420点。首席合格だと知ったときは本当に驚きました。

 その後も渋幕に特待合格し、迎えた開成受験。SS特訓でずっと対策をしてきたので自信はあったけれど、ちょっとした油断が命取りとなるので時間配分には注意しました。開成も筑駒も、国語が例年と違う形式でびっくりしましたが、サピックスの授業で養われた初見対応力のおかげで、落ち着いて解くことができ、手応えを感じました。結果は、灘・開成・筑駒すべて合格でした。

 とても楽しかったサピックス生活を振り返って思うことは、サピックスの授業やテキストはとても優れていたということです。集中して授業に参加して友達と切磋琢磨し、テキストをやり込み、盤石な基礎を築き上げてきたことが揺るぎない自信となりました。努力の積み重ねで勝ち取った三冠です。

 最後に、大好きなサピックスの先生方から教えていただいた大切な言葉を皆さんにもお伝えしたいと思います。

 何があっても冷静に、丁寧に、正確に。

 全集中で力を出し切って合格を勝ち取ってください!

 開成で待っています!