受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 開成中学校

「全勝」

 あなたは、鉤括弧(「 」)の活用方法をご存じだろうか。主にセリフ、引用、強調、本来とは違う意味などだ。僕の受験は、本来とは違う意味で「全勝」だった。

 1月校の栄東I日程は、合格こそはしたが、「難関大クラス」で合格した。(強調の鉤括弧です)本心では、特待クラスで合格できると思っていたので、少しの油断が入試では命取りになる事を知った。その頃までは問題に真剣に向き合おうとする姿勢が足りていなかった。そこから、僕は問題に向き合おうと必死になり、第一志望校の開成でも諦めずに問題に立ち向かうことが出来た。結果、2月校は全て受かった。開成の合格発表を見た時は、海城の入試の後に道端で見たので、あまり受験が終わったのだという実感が湧かなかった。受験が終わった実感が湧いてきたのは、家族みんなで夕食を食べる機会が増え、休日を趣味である将棋などの時間にあてられるようになってからだ。

 ここからは、合格するためにやるべきことを説明していこうと思う。算数は、SSや平常授業で出される教材を反復してしっかりと解くことが大切だ。平常授業の後期の算数で配られる「解法と知識の最終チェック」は、自分は3周して体に染み込ませた。国語は、毎日少しずつでも良いから、読書をすることが大切だ。歴史小説を読むと、プラスで社会の勉強になるのでオススメだ。理科と社会は、メモ帳やノートにとにかく知識を書き込みまくってとにかく記憶することだ。理科用の知識ノートは、自分は授業中にも書き込んでいた。

 最後に、受験直前の過ごし方について。一番大切なことは、たくさん睡眠をとることだ。自分は、毎日19時30分に寝て、6時に起き、ラジオ体操をしていた。二番目は、自分のモチベーションが上がるものを持つことだ。大切な時にこれらを行使する習慣をつけておくと良いかもしれない。僕にとってそれは音楽だった。「祈・合格」(強調を意味する鉤括弧です)